EonStor GSeシリーズ
SMB向けメディア共有ストレージ

EonStor GSe(GSe)はSMB向けビデオコラボレーションを実現するために設計された共有ストレージソリューションです。GSeにはDaVinci Resolveプロジェクトサーバーデータベースが統合されます。WindowsおよびMacOSをサポートする自動エージェントソフトウェアEonViewによりビデオエディターはストレージとネットワーク設定を簡単に展開することができます。これにより、複数のユーザーがビデオ共同編集を行い、プロジェクトコンテンツは定期的にバックアップできるため、利便性が高いビデオワークフローシステムが提供されます。
GSeハードウェアは様々なフォームファクターと柔軟なホストボードのラインアップがあり信頼性の高いモジュール設計を備えています。 GSeはSAS、SATA、SSDをサポートし、SANおよびNASを統合し、さらにEonCloud Gateway機能により強力なハイブリッドクラウド環境を展開します。GSeは 4つの10GbE/1GbEチャネルに加えて、柔軟な25GbE/10GbEインタフェースとCIFS/SMBやNFSなどのネットワークプロトコルをサポートし、既存のシステム環境との統合は容易に実現されます。GSeはマルチメディアコラボレーションワークフローに最適なストレージソリューションです。

エントリーレベルのニアラインソリューション
EonStor GSe 1000はSMBおよびROBO向けに設計されたエントリーレベルのストレージソリューションです。データストレージ、ファイル共有、クラウド統合を提供し、あらゆる種類のSANおよびNASワークロードを効率的に管理できます。 EonStor GSe 1000は10PBを超えるストレージ容量と2組のホストボードスロットによる優れた拡張性を備え、将来のデータの増加やアーキテクチャの変革のニーズに容易に対応します。GSe 1000は予算を重視するプロジェクト、アプリケーション向けに最適です。
費用対効果の高い共有ストレージソリューション
EonStor GSe 3000 Gen2は、SMB向け4K以上の高解像度メディア映像のコラボレーション向けに設計された共有ストレージソリューションです。 GSe 3000 Gen2はオールフラッシュまたはハイブリッド構成をサポートし、ニアラインストレージおよび高解像度メディア編集アプリケーションに必要なパフォーマンスを実現します。最大2組のホストボードスロットも提供され、多数のアプリケーションやインフラストラクチャの要件を満たし、システム展開の柔軟性を高めます。 システムには10PB以上の拡張性があり、将来のデータ増加のニーズに対応します。GSe 3000 Gen2はパフォーマンス性能と費用対効果の高い共有ストレージソリューションです。
高性能共有ストレージソリューション
EonStor GSe 4000 Gen2は、強力なパフォーマンス、および高いスケーラビリティを備えたハイパフォーマンス・エンタープライズストレージソリューションであり、高いワークロード下でも大量のファイル転送を処理します。高負荷ワークロードや4K以上の超高解像度ビデオ編集(レンダリングやマルチストリーム再生など)に適しており、企業やビデオスタジオの生産性向上に貢献します。
EonOne—ストレージ管理のための使いやすいインターフェース
EonStor GSeは管理ソフトウェアEonOneを採用し、ストレージとサービスの効率と生産性の向上を支援します。EonOneは異なる管理目的のために2種類のユーザー特権を提供します。1つのユーザー特権は、ユーザーのアカウントとストレージクォータの管理を担当するM&Eユーザー管理者用で、もう1つのユーザー特権は、詳細なストレージ設定と保守を実行できるシステム管理者用です。

EonView
EonViewは、WindowsおよびMacOS用のクライアントベース・ユーティリティであり、ストレージシステムの導入とネットワーク設定を簡素化して、ファイル共有を容易に実現します。詳細については、Infortrendメディア&エンターテインメントのソリューションページをご覧ください。

パフォーマンス
Infortrendは4Kビデオを26ストリームをサポートする最大5,000MB/s、3,000MB/sのリード/ライトスループットを実現するストレージソリューションを提供します。詳細情報を表に示します。パフォーマンスレポートの詳細については、Infortrendメディア&エンターテインメントのソリューションページをご覧ください。
Solutions | CIFS Read/Write MB/s | 4K 4096 x 2160 ProRes 4444 @24 fps |
ProRes 422 1920 x 1080 @30 fps |
Raw Capacity | |
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Tier 1 | GSe 2016T 16-HDD | 1,600/1,400 | 13 | 64 | 160TB |
Tier 2 | GSe 3000 Gen2 32-HDD | 3,750/2,300 | 18 | 87 | 320TB |
Tier 3 | GSe 4000 Gen2 48-HDD | 5,000/3,000 | 26 | 120 | 480TB |
スケーラビリティ
増大するストレージ容量の需要を満たすために、GSeはJBOD拡張筐体により最大896台のドライブと10PBを超える容量をサポートし、ストレージ集約型アプリケーションに最適なソリューションを提供します。
SAN、NAS、クラウド統合ストレージ
データの増加に伴い、ストレージインフラストラクチャを更改する必要に直面する企業が増えています。 EonStor GSeはTBまたはPBレベルのストレージ容量を提供するだけでなく、データストレージをクラウドへ拡張する機能をサポートします。

ハイブリッドストレージアレイ
データの増加、多数のデバイス管理からシステム予算削減まで、企業IT担当者は日々変化する課題に直面します。 EonStor GSeはハイブリッドフラッシュストレージとしてセットアップでき、SSDキャッシュまたは自動ストレージ階層化により、SSDの高性能とHDDの大容量データ容量を利用しながら、頻繁にアクセスされるデータへの高速アクセス性能を提供します。

完全なクラウド統合ソリューション
オンプレミスとクラウドの統合はITシステムの主流トレンドであり、EonStor GSeはファイルまたはブロックレベルに応じてパブリックまたはプライベートクラウドへの拡張をサポートします。クラウドにデータをバックアップしてリモートバックアップアーキテクチャを確立し、高可用性を備えたデータセンターを構築することもできます。

GSeシリーズの多様なホストインタフェース
Infortrendは、8Gb/s FC、16Gb/s FC、32Gb/s FC、1Gb/s iSCSI、10Gb/s iSCSI、40Gb/s iSCSI、12Gb/s SASを含む豊富なホストインターフェースを提供し完全な互換性を実現します さらに、1GbE、10GbE、25GbE、40GbEポートもネットワーク環境で提供され、高速で信頼性の高いデータ共有とデータ転送が実現されます。

モジュラー設計
すべてのInfortrend製品は電源、ファン、コントローラーからホストボードまで、モジュラー設計を採用しおり、メンテナンス作業を軽減し、迅速で正確なテクニカルサポートとRMAサービスを提供します。

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