M&E共有ストレージ
メディア共同編集を容易に実現するソリューション
ソリューション概要
Infortrendは4K以上の高解像度メディア映像を扱うM&E業界向けメディア共有ストレージソリューションを提供します。
製品ラインアップ
Infortrendは大規模メディア制作会社、小規模スタジオ、SOHOそれぞれのメディアワークロードに最適なメディア共有ストレージを提供します。
- EonStor GS and GSe - 10台以内のワークステーションによる小規模ワークグループおよびポストプロダクションスタジオ向け。
- EonStor CS - 10台以上のワークステーションによる大規模ワークグループおよびポストプロダクションスタジオ向けのスケールアウト共有ストレージシステム。
直感的な管理と容易なファイル共有
InfortrendのWebベース管理ソフトウェアであるEonOneにより、システム管理者はユーザーフレンドリーなグラフィカルインタフェース、セットアップウィザードを使用して、EonStor GSおよびEonStor CSクラスタの設定、展開、管理を容易に実行することができます。WindowsおよびMacOSワークステーション用のユーティリティであるEonViewは利用可能なフォルダの自動検索機能を備え、簡単なメディアファイル共有/編集ソリューションを提供し、起動後すぐに作業を開始することができます。
ノンリニア編集(NLE)ソフトウェアのサポート
共同ポストプロダクションでは、Adobe Premiere Pro、Apple Final Cut Pro、DaVinci Resolveなど、業界をリードするメディアワークフローソフトウェアがサポートされています。プリインストールされたDaVinci Resolveプロジェクトサーバーにより共同メディア編集を簡単に実行することができます。
製品ラインアップ
小規模ワークグループ向け– EonStor GS / GSe
EonStor GS/GSeは、高解像度ビデオのメディアコラボレーションに最適なNASソリューションであり、マルチメディア再生およびストリーミングアプリケーションを簡単に導入できます。CIFS/SMB、NFS、およびAFP共有プロトコル、10/25/40 GbEなどの高速ネットワークインタフェースをサポートします。GSeは大容量ニアラインドライブまたはオールフラッシュ構成を実現するシングルコントローラー共有ストレージソリューションです。Infortrendはミッションクリティカルなプロジェクトの高可用性確保のために、デュアルコントローラー設計とアクティブスタンバイ構成を備えたGS共有ストレージを提供し、システムダウンタイムの発生を防ぎます。
推奨ソリューション
M&E業界にはさまざまな種類のサービスがあります。テレビニュースでは複数のライブビューカメラからコンテンツを取得してライブコンテンツをストレージに取り込み、それをメディア編集スタジオ/3Dモデリングや映画編集などの企業に配信し、レンダリング、カラーグレーディング処理が行われ、コンテンツのバックアップやアーカイブが取得されます。これらの様々なコンテンツ編集に対して、4K/8K高解像度コンテンツ編集および配信時のハイパフォーマンス性能と、PBレベルのコンテンツの大容量データサイズが提供されます。
Infortrend GS/GSeシリーズはシステム規模に応じて3000 Gen2、4000 Gen2等の異なるストレージソリューションを提供します。3000 Gen2は4Kビデオの18ストリーム同時接続をサポートし、4000 Gen2は26ストリーム同時接続をサポートするハイパフォーマンスソリューションを提供します。
次のシステム構成によりGS 3000/4000 Gen2ストレージは、パフォーマンス性能が要求されるテレビ局の放送アプリケーション向けのソリューションを提供します。
プロジェクト完了後にリモートリプリケーションバックアップによりGS 3000/4000 Gen2から4U 60ベイJBODにリモートバックアップを取得します。EonCloud Gatewayによるクラウドバックアップの取得も可能です。

大規模ワークグループ向けスケールアウトNAS – EonStor CS
ビジネスの成長に伴うストレージ容量と帯域幅の拡張に対応できない可能性があります。CSを導入することにより、クラスタにノードを追加してシステム操作を中断することなく容量とパフォーマンスを向上させることができます。シングルネームスペース内で100GB/s以上のリード/ライトスループットと100PB以上の容量を実現し、大規模なメディアワークロードの要件を満たします。CIFS/SMB、NFS、FTPなどの共有プロトコル、内部ネットワーク(ストレージノード間データ転送用)及びフロントエンドネットワーク(ワークステーションアクセス用)は高速10/25/40 GbEホストインタフェースをサポートします。
推奨ソリューション
CSは大規模システム向けに設計された製品です。大規模データサイズ、高速パフォーマンスを必要とするアプリケーション向けにはCS 4000が適します。これは3U 16ベイ/ 4U 24ベイおよび4U 60ベイHDDモデルを含む、高速データ転送を提供する高性能モデルです。4K/8K高解像度の編集、配信、3Dモデリングやカラーグレーディングなどの高性能アプリケーション向けに40Gb/sのRDMA高速インタフェースをサポートします。CS 4025Bはオールフラッシュモデルであり、最適化された高速SSDパフォーマンス、低遅延、SSD寿命延長を実現します。
放送およびコンテンツ配信アプリケーションについては、コストパフォーマンスが高いCS 3000(4U 24ベイモデル)が適します。安定したリードパフォーマンスとコンテンツ最適化機能によりフレームドロップ発生が防止され安定した放送、コンテンツ配信サービスが提供されます。
プロジェクト完了時には4U 60ベイ高密度モデルをCS 4000クラスタに接続し、メディアファイルはフォルダRsync機能によりCS 4000プールから大容量4U 60ベイプールに移動し、ファイルアーカイブが作成されます。

直感的かつ簡単なファイル共有
EonOne –ユーザフレンドリ ストレージ管理ソフトウェア
EonOneは、EonStor GS、GSe、およびCSの設定管理を実行するストレージ管理ソフトウェアであり、異なる管理目的のために2つのアカウントを提供します。1つのアカウントはユーザーアカウントやストレージクオータ管理などを設定するM&Eユーザー管理者用です。もう1つのアカウントは、高度なストレージ構成、データサービス設定、およびメンテナンスを実行できるシステム管理者用です。EonOneにはユーザー管理者がストレージとネットワークを簡単にセットアップするのに役立つセットアップウィザードも用意されています。ユーザーフレンドリーなインターフェイスにより、ユーザー資格情報と共有フォルダ設定を簡単に実行きます。そしてEonOneを介してEonStor CS用のクラスタをデプロイする設定は簡単かつ迅速です。ステップごとのデプロイガイドラインではセットアップ完了に5分、クラスタの準備完了に30分しかかかりません。



EonView –スマートクライアント ユーティリティソフトウェア
EonViewはWindowsおよびMacOSワークステーション用のクライアントベースのユーティリティです。ストレージシステムに接続すると、EonViewと共にインストールされたクライアントはストレージのIPアドレスを自動的に検出し、ユーザーの資格情報から割り当てられた共有フォルダを自動的にマウントします。ストレージシステムの展開とネットワーク設定の複雑さが簡素化され、クリエータはビデオ編集作業に集中できるようになります。





ノンリニア編集(NLE)ソフトウェアのサポート
業界をリードするAdobe Premiere Pro、Apple Final Cut Pro、DaVinci Resolveなど、メディアワークフローソフトウェアをサポートします。

InfortrendはDaVinci Resolve Project Serverを共有メディアストレージに統合し、RAID保護、Project Serverデータベースのバックアップ/復元/アップグレード、および高可用性のためのデュアルコントローラー(GS)を提供します。ワークステーションが共有メディアストレージに接続されることにより、ビデオ共同編集が可能となりメディア編集プロジェクトの生産効率は向上します。

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