導入事例
Framestoreはコンピュータによる画像生成向けでヨーロッパ最強のレンダリング設備を設立するためにEonStorのクラスタを利用
顧客
コンピュータによる画像生成会社Framestore
課題
50TBから200TBまでのシステムの拡張性を持ち、価格効率が良く、業務上重要なデジタル画像データの保存が保証されること
解決策
EonStor® RAIDサブシテムが解決したこと。
- 大容量
- 拡張性
- オープンアーキテクチャ
- 優れたコストパフォーマンス
- 自由に選べるドライブディスク
Framestoreはコンピュータによる画像生成向けでヨーロッパ最強のレンダリング設備を設立するためにEonStorのクラスタを利用
Framestore
ロンドンに本社を置くFramestoreは、ヨーロッパで最大のアニメーション、視覚効果、コンピュータ生成画像の事業所です。800名以上の従業員をかかえ、米国アカデミー賞や英国アカデミー賞を含む多くの賞を受賞しています。Framestoreの長編アニメーション部門は、最近、初の長編アニメーション映画を完成させました。Universal Studio向けのThe Tale of Despereauxです – 新しいITリソースが必要な巨大なプロジェクトです。
レンダリング映画と放送レベルの品質の映像は大量のデータストレージを使います。長編映画の制作では、視覚効果作業に加えて、宣伝とポストプロダクション処理が必要です。Framestoreは、レンダリングファームのためにストレージを素早く拡張でき、重要なデータの安全性を保証する必要がありました。
簡単に拡張できるストレージが必要
Framestoreの社内ITチームは要求を管理するため、新しいレンダー装置群の構築を行っていました。その映画には独自の表現が必要でした。そこで、厳しい締め切りに間に合わせるために、アニメーションの作成は、最終的な表現を形成するために必要なカスタム処理アルゴリズムの開発と並行して進められました。
この並列アプローチは、ストレージやレンダリングファームへの要求を増加しました。というのも、照明効果と色彩の微調整を行うための不要なアニメーションの手直しを避けるため、中間段階での作成データを多数残したかったからです。
数万人時の労働が投入されたために、RAID 6がデータ復旧に不可欠であるとみなされ、オフサイトバックアップのための複製データ保存施設が必要となりました。予想される急速な拡張を実現するため、FramestoreはオープンソースのLinuxクラスタファイルシステムのLustreを採用しました。そのため、オープンスタンダードをベースとしたストレージコントローラが必要となりました。
Eonstor: 信頼される選択
InfortrendのEonStorシリーズは、Framestoreにインターフェースが選べる高性能のRAID 6コントローラとシステムの各部分毎にドライブを選択する自由を提供します。この特徴は、オープンスタンダードをベースとしたハードウェアと実証済の信頼性と共に、この挑戦的なプロジェクトにInfortrendが選択される要因となりました。
600TBシステム
Framestoreの最終的なシステムは、6000個の装置のあるレンダリングファームが4Gbit/sのファイバーチャネルによって、RAID 6保護で構成された200TBのInfortrend EonStorと堅く結びついたクラスタ型Linuxファイルシステムから成ります。
制作されたデータは、400TB二次クラスタ上に複製されます。そのクラスタは、プロジェクト全体の複製とスナップショットを格納するのに十分な容量を提供します。各クラスタにおいて、メタデータサーバーは2本の4Gbit/sファイバーチャネルを使って、速度を活かすためのSASドライブを搭載したEonStor RAIDストレージに接続します。拡張筐体が8台のオブジェクトストレージサーバーに用意され、各サーバーは、複数の24-bayのInfortrend EonStorストレージに二重の4Gbit/sファイバーチャネルリンクによって接続され、SATAドライブを搭載します。Prescottの次の説明のように、早いが高価なSASドライブは必要ありません。「EonStorの自由なドライブ選択ができるため、Framestoreはこの知的な設計選択を通じて、大幅なコスト削減をすることが可能になりました。」
主ストレージから二次クラスタへの複製やスナップショットは、FramestoreのSohoにある3ヶ所の製作オフィスとロンドンのDocklandsにあるデータセンター間に張られたダークファイバ上に構築された10Gb/sネットワーク基盤を通じて実施されます。この基盤により、複数の場所へのプロジェクト全体の複製とバックアップが毎日可能となります。
製作のピーク時には、Tale of Despereauxのレンダリングは、Framestoreの6000個の処理装置のうち4700個が使われました – 同時に実施された他のプロジェクトには、残りの装置が使われました。製作の間、Tale of Despereauxチームは、合計で9千万のファイルと200TBを越えるデータを生成しました。
Framestoreについて
Framestoreは、デジタル映画とビデオ技術に関して、20年以上の経験を持っています。800名以上の社員を雇い、ロンドンのSoho地区にある3棟のビルとニューヨークのオフィスで活動しています。2008年は、Framestoreにとって記念すべき年でした。The Golden Compassの視覚効果によって、アカデミー賞とBAFTAを受賞しました。この10年以上の間、同社はいくつもの国際的な賞を受賞しています。それには、2つの米国アカデミー技術賞、3つの英国アカデミー製作賞、13個のプライムタイム・エミー賞が含まれます。最近手がけた映像プロジェクトには、The Chronicles of Narnia: Prince Caspian、The Dark Knight、Quantum of Solace and Australiaなどがあります。2006年には、独自のデジタルアニメ映画の作成のため、長編アニメーション部門を立ち上げました。その最初の作品は、The Tale of Despereauxで、2007年に本格的な作成を開始し、2008年12月に全世界で公開が行われました。