導入事例
アジアおよび世界中のスポーツファンは、InfortrendのESVAの力を借りて第16回アジア大会の興奮を共有
顧客
中国広州で2010年11月に開催された第16回アジア大会の国際放送センター(IBC)
課題
大量のデータがアジア大会の間に保存され、処理されなければならない。以下の要求に応えられるストレージソリューションが必要:
- 2,500時間分のHDおよびSD番組を保存できる大容量
- 800MB/sの帯域幅
- 優れたシステム信頼性
- 広範囲のデータ保護
ソリューション
Infortrend のファイバーホストESVA製品は、その高機能で難題に対処しました:
- ストレージ仮想化
- 大型のストレージ容量と性能の拡張能力
- 最高1.3GB/s の帯域幅
- 冗長構成が取れるハードウェア設計
- 素晴らしいデータ保護機能
アジアおよび世界中のスポーツファンは、InfortrendのESVAの力を借りて第16回アジア大会の興奮を共有
第16回アジア大会は、中国広州において2010年11月12日から11月27日まで開催されました。この大会では、42の種目において476の競技が、53の競技会場で争われました。アジアの45ヶ国から10,000名を超えるアスリートが競技に参加し、アジアオリンピック協会が主催しました。アジア大会は、アジアで最も大きな国際的スポーツ競技会で、オリンピックに次いで世界で2番目に大きな大会です。
アジア大会のIBC(国際放送センター)は、競技のビデオデータの記録を担当しました。また、競技の番組を制作および放送するために、データの検索とダウンロードのソースとして機能するシステムを提供しました。放送用のビデオフォーマットは、HD(高解像度)とSD(標準解像度)が使われました。
Infortrendの中国でのパートナーChina Digital Videoは、ITシステム並びに放送技術サービスについて、IBCの排他的サプライアでした。センターのアプリケーションに使われる基幹ストレージシステムの計画が行われたとき、厳格な要件が提示されました。それに対して、Infortrendの中国での主要チャネルパートナーUDSafeは、IBCのストレージソリューションとしてInfortrendのESVA(Enterprise Scalable Virtualized Architecture)を使うことを提唱しました。
顧客の課題
容量
世界で2番目に大きなスポーツイベントであるので、大量のビデオ録画がアジア大会の期間中作成されることが見込まれました。そこで、IBCは、それら全てを確実に保存できる大容量を必要としていました。使われるストレージシステムは、2,500時間以上の録画を保存できなければなりませんでした。録画には、約1,500時間の50MB/s SD録画と約1,000時間の120MB/s HD録画が含まれ、192TBに達する実効ストレージ容量を持たなければなりませんでした。
帯域幅
IBCのストレージソリューションは、イベント録画、録画編集、ダウンロードサービス他多数のアプリケーションに録画を提供しなければなりませんでした。これら全ての異なる要求に応えるため、そのソリューションは全体的な業務を円滑に進めることができる最大800MB/sの帯域幅を持たなければなりませんでした。
運用の安定性とデータ保護
アジア大会は、アジアのスポーツファンのみならず、世界中の人々から注目を集めました。全世界のスポーツファンが大会の興奮を体験するため、放送事業は、極めて重要でした。その結果、IBCは、ストレージソリューションに、非常に安定し、信頼でき、優秀なデータ保護と災害復旧手段が提供できることを要求しました。
Infortrendのソリューション: ESVA
このソリューションは、6台のファイバーホストのESVAで構成され、合計192TBの容量を持ち、容量拡張に大きな余地を残しています。このソリューションは、連続的に1.3GB/sのスループットがあり、IBCのストレージおよびバックアップアプリケーションに対する要件を満足しています。
仮想化が複数のストレージの能力を統合
InfortrendのESVAは、IBCが高性能SAN(Storage Area Network)を構築するお手伝いをしました。6台のESVAストレージが設置され、各ストレージが拡張筐体を1台ずつ接続しました。ESVAの仮想化機能によって、4台のストレージが主ストレージプールに統合され、フロントエンドアプリケーションのために性能と容量が統合されて提供されました。他の2台のストレージはバックアップに使われるストレージプールへ統合されました。アジア大会の開催中、毎日終了時間には、主ストレージに障害が起こってもデータの可用性を保証するため、その日に作られた録画はバックアッププールにコピーされました。
冗長ハードウェア設計と高度なデータ保護
アジアと世界中のスポーツファンは、InfortrendのESVAの助けを借りて第16回アジア大会の興奮を共有します。
各ESVAストレージは、単一障害点を排除する冗長ハードウェア設計です。ESVAに採用されたRAID 5/6技術は、2台同時のドライブ障害をデータの損失無しで乗り越えられることを保証します。ボリュームコピー機能は、データの完全なコピーを2台のストレージプール間で行えるため、データの可用性を保証します。ESVAには任意の時点でのコピーを残せるスナップショット技術も備えていて、IBCにさらに多くのデータ保護手段を提供します。
集中アーキテクチャによって性能要求に応える
ESVAは、優れた帯域幅を持ち、その上、処理能力を統合できます。アジア大会に配備されたESVAソリューションには合計で12個のPowerPC CPU、6個のASIC667 RAIDエンジン、24GBのキャシュメモリ、12個の4Gb/s FCホストポートが備えられています。優れたハードウェア部品、複数のEAVAストレージの統合された処理能力と自動負荷分散技術の組み合わせにより、優れた性能を提供できます。大会の始まる前、40台の録画ワークステーションと12台のノンリニア編集ワークステーションを使った読み取り/書き込みテストで主ストレージ用の4台のESVAは、RAID 5構成で1.3GB/sの連続的なスループットを記録しました。
簡単で便利な管理
ESVAにより、IBCのIT管理者は、JAVAベースのGUIを持つ付属の管理ソフトウェアSANWatchを用いて、複数のESVAストレージを集中管理できました。RAID構成、データ保護やその他の主な設定が、マウスの数回のクリックで行うことができました。管理業務が簡単になり、大会の2週間の間、プレッシャーのかかるITチームに高い効率を可能にしました。
第16回アジア大会について
第16回アジア大会は、中国広州において2010年11月12日から11月27日まで開催されました。この大会では、42の種目において476の競技が、53の競技会場で争われました。アジアの45ヶ国から10,000名を超えるアスリートが競技に参加し、アジアオリンピック協会が主催しました。アジア大会は、アジアで最も大きな国際的スポーツ競技会で、オリンピックに次いで世界で2番目に大きな大会です。