導入事例
Infortrend ESVAが中国のBerunグループのデータストレージ運用を大幅に強化
顧客
中国内モンゴル自治区のBerunグループ
課題
Berunグループは現在のインフラで次の課題に直面している:
- データストレージが分散しており、たくさんのストレージグループができている
- データストレージの信頼性やセキュリティが低い
- 事業継続が難しい
- データベースのような高性能が必要なアプリケションの要件に合わない
- ストレージシステムの拡張性が低い
- データバックアップ機能が無い
ソリューション
InfortrendのESVAソリューションは、Berunのデータストレージを次の点で強化しました:
- 8Gb/sファイバチャネル(FC)接続
- ストレージ仮想化
- スケールアウト技術
- ボリュームアクセスの優先順位付け
- 優れたデータ保護
- ハードウェアの高信頼性
Infortrend ESVAが中国のBerunグループのデータストレージ運用を大幅に強化
Berunは、同社の業務効率を大幅に上げるため、ERP、CRM、SCM、金融システムその他の複数の異なった性質を持つ包括的なNC管理プラットフォームを2009年に立ち上げました。2010年には、新しい本社をオープンしました。そこでは、同社のすべてのITシステムの集中サイトとして機能し、同社のビジネス活動をサポートする多くの異なる技術を統合した最上位の新しいデータセンターが必要でした。
課題: 多彩な要求に応える統合されたストレージプラットフォームの構築
ERP、OA、email、webサイトなどを含むBerunの既存のデータシステムは、一般に標準的なクロスプラットフォーム、複数システム、複数データタイプの IT 環境を形成していました。重要な業務データはディスクドライブストレージに保存され、いくつかのシステムでは内蔵のディスクドライブに保存されていました。Berunの業務が広範囲にわたるにつれて、既存のストレージでは、次のような弊害が出てきました。
- データは分散して保存されており、孤立したデータアイランドが多数存在していた
- 全体的な信頼性とセキュリティは効果的ではなかった
- 事業継続達成が困難だった
- データベースのような業務に必須のアプリケーションの要件にシステムが合わなくなった
- 効果的な拡張ができなかった
- データをバックアップする仕組みがなかった
信頼性、性能、拡張性に対する要求は新しいレベルに達していました。さらに、データセンターは、今後5年~10年で求められるITリソースの割り当て、共有、使用率に対する要望に応えなければなりませんでした。
Berunの現在および将来のIT業務に基づいて、以下の点が同社のデータセンターストレージの改善にとって重要であるとInfortrendは認識しました。
- 統合されたデータストレージプラットフォームの確立:
リソースの統合は、ストレージ使用率の向上の基礎となり、現代的なデータセンターの鍵となる機能です。 - 高い使用率と信頼性の達成:
データストレージシステムの信頼性と可用性は、データセンターが提供するサービスのレベルに直接影響を与えます。 - 様々な事業環境からの性能と拡張性に対する要望を全て満たすこと:
Berunは、他の多くの企業と同じように、多くの異なるデータタイプを用いる幅広いアプリケーションを利用しています。業績の拡大により、ITシステムの割り当て、サービスレベル、操作に対する要望は、絶えず増加しています。高性能で柔軟なレベルを持つストレージシステムは、現在の要求と将来の事業の成長に応える柔軟性を持つことができます。

ソリューション: InfortrendのESVAソリューション上に築かれた強力なFC SAN
Berunの要求に基づいて、Infortrendは業界最先端のESVA(Enterprise Scalable Virtualized Architecture)ソリューション上でFC SANを構築し、高品質なデータ保存サービスを提供しました。
ESVAは、スケールアウト技術を用いた最上位の企業向けソリューションです。この技術により、容量と性能をダウンタイム無しで追加することができます。高性能かつ冗長設計のハードウェアプラットフォームで、ESVAはストレージ仮想化、自動負荷分散、シンプロビジョニング、高度な災害復旧技術を統合しました。Berunに選定されたESVAソリューションは、卓越したSANデータ転送を可能とする8Gb/s FCホスト接続を備えています。
Berunは、性能とレイテンシの面で異なる多くのアプリケーションを使っています。ESVAは、独自の革新的なQoS技術を提供します。それによって、各アプリケーションについて異なる優先度での構成が可能な個別の仮想ボリュームを作ることができます。このため、ERPのように重要なアプリケーションは、必要なときにストレージリソースに優先的にアクセスできます。
多数のアプリケーションがデータアクセスと可用性の面で異なる要求を持っていることを考慮して、Infortrendは、このプロジェクトのためSASドライブとニアラインドライブを使うことにしました。SASドライブはERPのような重要なアプリケーションのために使い、ニアラインドライブは大容量が必要なアプリケーションのために使います。異なるタイプのドライブを混合して使うことによって、BerunはTCOを下げることができます。
将来的には、BerunはSSDを追加することで、ESVAソリューションに新しいストレージ階層を追加できます。それによって高い性能が必要なアプリケーションに対応できます。
データセンターを構成する設備の一つとして、信頼できるストレージシステムは、ことのほか重要です。このため、Infortrendはデータのミラーリングができるよう、Berunプロジェクトに2台のESVAシステムを出荷しました。ESVAのボリュームコピー/ミラー機能によって、2つのシステム間でデータの複製を持つことができ、バックプレーンの故障という非常にまれな状況が発生した場合でもデータを使うことができます。この設計によって、優れたデータ保護が提供され、全てのデータを回復できます。
このデータ保護機能に加え、Infortrendは包括的で、柔軟な拡張性を持つデータバックアップシステムをBerunのために設計しました。
利点: 優れた信頼性を持つ高性能データストレージ
InfortrendのESVAを選択したことは、Berunに多くの利点をもたらしました:
- 先進的な考え、主流の技術、成熟した製品に基づく安全で高性能なストレージ環境
- 優れた拡張性と継続性のためのスケールアウト技術
- 容量計画と管理が簡単; 高いストレージ使用率
- 単一障害点が無く、高度のシステム信頼性と事業継続性を提供
- データバックアップを含む総合的な設計でデータ安全性を確実に保証
- 以前の投資を守るため、既存の機器を引き続き利用
ESVAの助けにより、Berunは、業務システムの信頼性と継続性を保証するデータセンターのストレージプラットフォームを作成できました。加えて、新たなデータストレージソリューションは、同社の将来の成長を見込んだストレージ基盤を作成しました。
Berunグループについて
Berunグループは、ガスや石炭のような天然資源の開発に注力していて、中国の内モンゴル自治区で最も有名な天然ガス会社です。同社は、中国最大のメタノール作成基地を運営しています。詳細については、同社のwebsite www.berun.cc/でご確認ください。