導入事例
インドネシアで最も古い技術系大学Bandung Institute of Technologyはクラウドサービスを行うデータセンターを拡張するためInfortrendのESVAソリューションを利用
顧客
インドネシアで最も古い技術系大学
課題
Bandung Institute of Technologyは、最先端のクラウドサービスを行うため10G iSCSIで結ばれた2つのデータセンター設置することを計画した
- 高接続性
- 高信頼性
- 高拡張性
- 高性能
- 価格が適切
ソリューション
InfortrendのESVA E60ソリューションは、課題に対応:
- ストレージ仮想化
- 簡単に拡張できる大容量
- 比類の無い信頼性
- 簡単な管理
- 競争力のある価格
インドネシアで最も古い技術系大学Bandung Institute of Technologyはクラウドサービスを行うデータセンターを拡張するためInfortrendのESVAソリューションを利用
1920年に創立されたバンドン工科大学(ITB)は、インドネシアで最古の大学の1つで、インドネシアで最高の5つの教育機関の1つです。また、世界のトップ500大学の1つです。ITBは、技術分野で1級の学術大学で、インドネシアの技術教育センターの役割があり、政府と民間に人材を供給しています。加えて、国内の大学の教育者の育成も行っています。政府に対して技術方針と開発に関する助言も行っています。
インドネシアのトップに君臨する高等教育機関の1つとして、ITBはバンドンの誇りであり、インドネシアの高校生の最高の選択肢であると考えられています。数年にわたる拡張と改善作業の後、バンドン市の2つのサイトに、現在3000人以上の職員がいます。2つのサイトにいる学生と職員の完全なインターネットとメールボックスへのアクセスをサポートするため、同校は2つのデータセンターを開設しました。同時に、データセンターが先進的なクラウドサービスを提供できるよう拡張するため、10G iSCSI接続性が必要になることに気が付きました。
2つの新しいデータセンターに対するITBのストレージの容量と性能に関する要求は非常に増大したため、元々ITBが使っていたストレージソリューションでは、高いデータ転送速度とストレージ容量を求める同校の要求には応えられなくなりました。そのため、ITBは、既存の基盤の交換と機能のアップグレードのため拡張が簡単な新しいストレージソリューションを探し始めました。ITBの情報部門の要求に基づき、インドネシアにおけるInfortrendの主要なチャネルパートナーであるPT. Mega Komputindo Lestariは、InfortrendのESVA E60ソリューションを推奨しました。ITBの情報部門は、ESVA E60が彼らの厳しい要求に応えられるかどうかテストしました。テストの優れた結果により、ITBは2つのデータセンターの既存システムを交換するストレージシステムを構築するためにESVA E60ソリューションを用いることを決定しました。
顧客の信頼性、接続性、容量に対する課題
データセンターを構築することは、組織、特に教育機関にとって、高価な投資です。バンドン市内周辺の異なる場所にある2つの施設を運営することによって、ITBのデータセンターは、大量のデータを処理しました。教育機関としてこれらのデータは、学生の記録や重要な情報が保存されているため、必然的に、独自の防御が成されなければなりませんでした。また、全ての学生や職員の増え続けるデータアクセス要求を満足するため、同校はデータセンターを拡張し、異なったサイトに2ヶ所設けなければなりませんでした。同校のデータセンターは、重要なコンピューターシステムと関連部材を設置するだけでなく、教育業務の重要な中核となるIT基盤を保護し、2つのサイト間のデータ転送を保証するための高度な基準を備えるように設計されています。そのため、空調、消火設備、バックアップ電力などの欠くべからざる環境制御の他に、高速データ転送接続は特に必要でした。2つのデータセンターを切れ目無くブリッジして接続するため、同校は、10G iSCSIを越える接続が必要でした。2つのデータセンターを円滑に運用するための試みを行う上で、古いストレージシステムが性能、容量、転送速度、可用性の面でもはや増加し続けるデータ量と2つのサイトの重要性による要求を満たせなくなっていることが分かりました。予算が限られる中、ITBは、新しいストレージシステムが次の要件を満たすことを期待しました。
- 負荷の重い業務をこなし、2つのデータセンターからの照会に素早く応える高スループットを提供する
- 10TB以上のストレージ容量を提供し、将来のデータの増加に簡単に拡張し追従できる
- 優れた価格性能比を持つ
- クラウドサービス構造に最適なデータ受信と保存のための集中制御と複数のプラットフォームのサポート
ソリューションと利点:
InfortrendのESVA E60は、ストレージ仮想化、簡単な管理、拡張オプションを提供
ESVA E60は高可用性IP SANをサポートし、複数のサーバーがESVAに接続でき、ITBにストレージソリューションの集中管理を可能にします。InfortrendのESVA E60は、異なるスイッチを介して複数のサーバーと接続できるので、管理とデータの共有が簡単に行えます。
ESVA E60にはストレージ仮想化機能があるため、ストレージのスペースを仮想ストレージプールに統合でき、容量を個々のサーバーごとに柔軟に割り振ることができ、ストレージの使用効率を上げることができます。ESVA E60の持つ効率性により、ITBは別のESVA E60モデルを基盤に追加することを考えています。
使いやすいSANWatchソフトウェアによる集中管理
ESVA E60の採用に伴って、ITBのストレージは集中管理できるようになりました。さらに、管理は、E60に付属の簡単に使えるSANWatchソフトウェアによって強化されました。容量の配置やデータ保護は、数クリックで完了するため、ストレージの管理にかかる時間を削減でき、ITBのITシステムの他の作業のために工数を使うことができます。
拡張性
ITBには、10TBの実効容量が必要で、ESVA E60は、簡単にこの要求を満たすことができました。必要であれば、ESVA E60は容量と性能を増加するため、拡張することができました。さらに容量を得るため、ITBは拡張筐体を追加することができ、100TBのストレージ容量まで追加することができました。ESVA E60は、スケールアウト技術も活用できるので、ユーザーが現在のストレージプールに新しいESVAシステムを追加することで性能を向上することができます。その際、ダウンタイムはありません。負荷分散技術は、ストレージ間で負荷を分散するために自動的に既存のデータを移行でき、仮想プールのメンバーシステム間でデータブロックを均一に分散することで性能を最適に保ちます。スケールアウトを使うことで、容量を数百TBに拡張できます。
全体的な信頼性
ITBの旧来のシステムに対するInfortrendのESVA E60ソリューションの主な長所の1つは、RAID技術です。この技術は、システムのディスクドライブに障害が発生した場合でもデータの保護に役立ちます。加えて、ESVA E60ソリューションには、スナップショット、ボリュームコピー/ミラー、リモートリプリケーションといったデータ保護機能があり、バックアップとしてデータの複製を作ります。システムの可用性をあげる冗長ハードウェア設計と共に、データの整合性と安全性を随時保つのに用いられます。
データの共有可能性
ESVA E60は、クラスタファイルシステムを提供し、Windows、Mac、Linuxシステムをサポートしています。異なるプラットフォームをサポートすることで、ITBの異なるサイトで簡単にデータを共有できます。各ユーザーのバックエンドストレージソリューションに起因する非互換性の問題や基盤の複雑さを気にする必要はありません。
限られた予算
コストは、ITBのIT部門の重要な考慮事項でもありました。2つのデータセンターを開設することにはコストがかかるので、ストレージソリューションのコストを大幅に削減することを考えました。ESVAソリューションの予算に見合った価格は、Infortrendに重点を移す上で注目されました。特にESVAの拡張可能性は、投資に対する収益の向上に役立ちました。
バンドン工科大学について
バンドン工科大学(インドネシア語: Institut Teknologi Bandung、略称 ITB)は、インドネシア、バンドンにある州立の男女共学の研究大学です。1920年に創立されたITBは、インドネシア最古の技術系大学です。ITBは、2006年、インドネシアの高校生から最高の選択肢とされ、インドネシア大学、ガジャマダ大学と共にインドネシアで最も「権威のある」大学の1つと見なされています。同校は、ヨーロッパとアジアの主要大学で学生と研究者の交換留学を行う国際ネットワークLAOTSEのメンバーです。西部ジャワの中央部の北にあるITBの主要なキャンパスと、その他のキャンパスで合計770,000m2を占めています。